本物思考

普段の気づきを本に聞いてみる

失敗の心得

仕事で失敗をしてヘコんでいる人が居た

「またやっちゃったよ…なんでだろう」と

気持はよく分かる。自分もかつてはそうだったから

全く失敗をしなくなったわけではないし、もちろんミスはする 失敗に対する考え方を変えただけだ

昔は、失敗をしてしまったら、ミスをする前の時間に戻りたい、とか 

自分はどうせだめなんだ…みたいに、自分を下げるようなことばかり考えていた

むしろ、自分はだめなんだ、と思い込みたいために、定期的に失敗をしているようにすら感じた

悪いことばかりに意識を向けてしまい、自ら悪いことを引き寄せていたようだ

この負のループから抜け出すには、失敗に対する考え方を変えること以外に方法はない

「失敗してしまったけど、そのおかげでこんな学びがあった!」

「この程度の失敗ですんでよかった!もしここで見つからなかったら、もっと大きな損失を出していたかもしれない!」 など

楽天的なポジティブ人間になりきる、というわけではなく、失敗に対してポジティブになるということ

この失敗がいかにして、自分にとってプラスになったかを考える

そうでなくては、失敗をした甲斐がない

失敗なんて、これから死ぬまでし続けるのだから、少しでも早く自分なりの対処法を考えておくべきだ

これを意識して継続していくだけで、見違えるほど人生が良くなっていく

もちろん失敗の大小はあるが、些細な失敗に対処し続けて経験値を上げておけば、いつか大失敗したときにも対応できるはずだ

普段の生活から、仕事をしているときまで、常に学ぶチャンスはある

失敗を喜べるようになれば、完全に勝ち組だ