本物思考

普段の気づきを本に聞いてみる

ミスを減らす習慣

職場でよくミスをしてしまい、よく怒られる。その時は気をつけようと思うが、すぐに同じ失敗を繰り返してしまい、そんなに自分にうんざりしてしまう。どういたらいいか?

結論から言えば、人というものはそういうもんだ、ということ

人が何かを身につける時に重要なのは、ひたすら反復すること

そしてもう一つは「宣言」するということ

「自分はこのためにやっているんだ」、とか「こういう人間になっていくんだ」と声に出して言うことで、自分の中のイメージが書き換わっていく

人というものは、すぐにその時の熱さや想いというものを失ってしまう

熱いお湯も、部屋に置いておけばすぐに常温に下がってしまう。それは自然の法則なので仕方のないこと

一時的に熱くなったものは、平均値に戻っていく習性がある

人の熱さやエネルギーも時間の経過とともに、徐々に下がっていってしまう

そのために下がり切る前に次の燃料を投下して、あげ続けることで、平均値を上げていく

そうしていくことで、同じミスをしなくなったり、今までできなかったことが出来るようになっていく

毎日自分が気をつけなければいけないことを文字にして、常に見える場所に張っておくのが良い

それを見るたびに自分を戒めていく。それをひたすら繰り返すことで、自分の中でそれが当たり前になる

それをやらずに自分の気持ちだけに頼って気をつけようと思っても、やる気のある時は出来るがそうでない時は出来ない、というように、気持ちに振り回されてしまう

気分がブレても出来るようになるために、反復して、身体に染み込ませていく

そうしていくことでミスは減らしていくことが出来るはずだ