本物思考

普段の気づきを本に聞いてみる

久しぶり

しばらく疎遠になっていた人が居て、久しぶりに連絡してみようかと思った

しかし話の取っ掛かりがなく、何を話していいのかわからない

そもそも自分なんかが今更連絡しても… 相手に迷惑じゃないか… とか気にしだすともう連絡どころではない

相手のことを気にしすぎてしまうのは、なぜだろう?

自分が久しぶりに話をしたいと思ったのだから、ただ話せばいいだけなのに

子供時代を思い出してみると、友だちと遊ぶのにいちいちそんなこと気にしてなかったのに

大人になると「利害関係」での付き合いが増えてくる

職場の人間関係とか、この人といれば、こんなメリットが有る… この人とあわよくば…とか

子供の頃のように、ただ遊びたいから連絡してみた、なんてことができなくなってきたんだな、と思った

でも勇気を出して連絡してみると、拍子抜けした

相手は以前と変わらない態度で、「久しぶり!」と言ってくれた

なんだ、自分が勝手に不安に思っていただけだったんだ、と

勝手に思考を働かせて、考えまくって勝手にネガティブになっていただけだった

自分の心の中の、硬い氷が少しだけ溶けたような気がした

今までも「思い」を伝えられずに後悔してきたことがあった

後悔しないためにも、自分の思いを伝える練習をもっとしなくては